グループホームの介護士に転職をする際、大事なのが雇用形態、職種内容などをしっかりと理解しておくこと。きちんと理解した上で、面接のため、そして自分のモチベーション維持のために、志望動機を明確にしておきましょう。
特に介護業界の面接においては、志望動機がとても重要です。志望動機で見られるのは、どうしてグループホームで勤務を希望するかということ。採用担当者の心を動かすのは、勤務を希望している方の経験に基づいた熱意です。自分の言葉でその動機を表現することが大切です。
また、介護業界からの転職の場合は、グループホームで働きたい志望動機はもちろん、これまで自分が積んできた介護職の経験値を細かく説明し、自分の目指すキャリアプランも含めましょう。現在、無資格の場合は、今後仕事に活かしていくため、自分自身のキャリアアップのためにも資格取得に意欲的であることをぜひ伝えましょう。
グループホームでの雇用形態には、正社員・契約社員・パートなどがあります。一般的に勤務形態はシフト制で、二交代制の場合、日勤と夜勤があり、三交代制の場合は早番、日中、遅番でシフトが組まれます。基本的に夜勤がある現場のため、自身のライフスタイルに合うかどうかの考慮も必要です。
グループホームの介護士は、利用者の日常生活の援助が主な仕事となります。必要に応じて介助のサポートも行います。グループホームの利用者は認知症を患う方なので、日常生活の簡単な作業でも、スムーズにいかない場合がほとんどです。
実際、利用者が言ったことを覚えていなかったり、何度も同じことを言ったり、駄々をこねて反抗してきたりすることは日常茶飯事です。思うように事が進まなくても、相手の気持ちを最優先して対処できるかどうかが、グループホームで勤務できるかどうかの重要な部分になってきます。